TOPICS

2013年02月27日

第20回韓国慶州ナザレ園慰問

 

1993年から始まりました京セラ労働組合「韓国慶州ナザレ園慰問」活動も本年で20年という区切りの年を迎えました。本年も全国から集まった各支部・分会の代表22名で、去る2月2日(日)第20回目の活動を行ってまいりました。この活動では、毎年、組合員からの募金100万円の寄贈、おばあちゃんたちとの交流、そして園の創設者である金先生と亡くなられたおばあちゃんたちのお墓参りを行います。この活動を通じて「何かを差し上げる」気持ちで行った参加者たちは、実は、貴重な「お土産」をもらって帰ってきます。それは、今、目の前にいる笑顔のおばあちゃんが様々な苦難を乗り越えて生きて来られたという現実・感動、そしてその事実から、考えさせられる日韓の歴史、文化の違い、また仲間との連帯感などです。
今後も、この貴重なボランティア活動を続けていきたいと考えておりますので、皆さま方のご協力をお願いいたします。

 慶州ナザレ園とは、戦争の動乱で身寄りのなくなった日本人妻たちの帰国支援、生活支援を目的に1972年に敬虔なクリスチャンであった故・金龍成(キム・ヨンソン)氏によって設立された民間施設です。京セラ労働組合では20年前から組合員による募金と慰問活動を開始し、以来、継続した支援活動を行っております。

 

このページのトップへ