中央執行委員長挨拶

中央執行委員長挨拶

2023年度の京セラ労働組合の統一テーマを

「 不変の理念は堅持し、変化を受け止め、勇気を持って行動変容していこう! 」 としました。

 ここで言う「不変の理念」は「京セラフィロソフィにある考え方を共有し、全従業員が物心両面で幸福になることを目指し、努力する集団が京セラである」ということです。守り通すべきもの、変えていくべきものを間違えてしまっては本末転倒になります。それを間違えないためにも「京セラフィロソフィ」を真摯に学び、仕事や生活の場で実践していくことで一人ひとりに自身の哲学が構築され、人生の選択において後悔の無い判断ができるのだと思います。

 ひとりだけでは乗り越えることができないことも、仲間と一緒なら乗り越えることができることはたくさんあります。人に対して誠実に、感謝の気持ちをもち、なりたい自分を偽らず素直に、何よりも勇気をもって行動することが大事なのだと思います。変化の時代はチャンスでもありピンチでもあります。この機会をどう受け止め、どう行動するかが、同じ事でもチャンスにもピンチにもなります。

 全従業員の物心両面の「幸福」を追求する上で、一時的な「満足感」も幸福の一部ですが、多くの方は、永続的な「幸福感」を人生に求めているのではないかと思います。そのような「幸福」は与えてもらうだけでは到達できず、自分自身の行動の積み重ねで得ていくものだと思います。

 労働組合は活動を通じて組合員のみなさんに色々な「機会」を提供していきます。組合役員が一生懸命に企画した機会提供に込めた思いを、ぜひ受け止めていただき、労働組合の活動にご参加いただきたく思います。そしてその機会が、一人ひとりの成長に繋がってゆくことを願い、2023年度の活動をおこなってまいります。

 これからも、京セラ労働組合は、基軸である「労使同軸」「責任二分論」の考え方の下、会社と労働組合が永続的に発展していけるよう、京セラに関わる全ての人々の幸福を願って、努力を続けてゆきます。

                                     京セラ労働組合 中央執行委員長   瀧山 正浩

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